大きな深呼吸をして、春を迎えよう ....hanana

やっと...心の中に棲んでいた鳥にさよならを云えた
解き放たれた翼は、青空に向かって大きく広がってゆく....





私が鳥にとどまることを強制したわけじゃない
鳥も飛ぶのが恐かったんだ

鳥がいるのがあたりまえだった
あたりまえに生きてきた

どこかお互いに自由になることを
恐れていたのかもしれない


鳥は私の心の中をくちばしで、
たまに突いたりした
そのつど、私は痛み、我慢していた

心の中に鳥がいなければどんなに楽だろう...
でも、私は鳥と別れる勇気がなかった

いることがあたりまえだったから....


自由になる勇気
自由への恐れ...
私はどちらかを選択するべき時がきた
自由を恐れて何になるんだろう
何も得られることはきっとない

私は自由になることを決めた
そして同時に鳥も大空に
飛び立つ決意をした
私達はまるで鏡のように
みつめあって、 別れを告げる

鳥は迷いもなく羽ばたき、
天空のもとへ消えていった

私は心地よい風が心の中に
そよそよと吹いているのを感じた....


桜を見上げながら歩こう....2004.03.24